バービーさんに学ぶ!家庭も仕事も、毎日をパワフルに過ごすための秘訣とは

PROFILE

1 健康管理の秘訣は、やっぱり食事と運動。プチ断食で‟ムダ食い”も解消!
2 卵子凍結や不妊治療を経て、待望の出産
3 チーム育児が仕事と育児の両立の秘訣。パートナーと一緒に‟親”をスタート
4 子供は自分のすべてを肯定してくれる存在
健康管理の秘訣は、やっぱり食事と運動。プチ断食で‟ムダ食い”も解消!

I'm OK? 編集部:テレビでの活躍はさることながら、最近はYouTubeや雑誌などでも活躍を拝見しています!美容や健康、生理やPMSなど女性特有の不調についても多くの情報を発信されていますが、もともと健康に詳しかったのですか?
バービーさん:はい、美容や健康にはもともと関心があって、少しでも興味を持ったものはとにかくなんでも試してきました。ただ、自分ではみんな知っていることだと思っていたので、自分が美容や健康に関する情報に詳しいという自覚はなかったんです。美容家や美容クリニックを経営している友人が多く、人伝いにいろいろな情報を得ています。
I'm OK? 編集部:色々な健康法を試してきたとのことですが、特に良かったと感じたものや、現在の健康管理の秘訣はどんなことですか?
バービーさん:ファスティングは良かったです!先生からマンツーマンの指導を受けながら進めたのですが、味覚が研ぎ澄まされるのを実感して、自炊することが増えたし、間食のようなムダ食いが減るきっかけにも。月並みですが、今は栄養バランスに気を付けた食事と散歩で日々の健康を維持しています。ただ、ファスティングが合うかどうかは個人差もあるし、必ず専門家に指導してもらって進めるべきだと思います。
卵子凍結や不妊治療を経て、待望の出産

I'm OK? 編集部:バービーさんは卵子凍結や不妊治療も経験されていますよね?そのきっかけを教えてください。
バービーさん:まだパートナーはいなかったのですが、30代前半の時点で、実はいろいろな疾患を抱えていました。その診察で妊娠の可能性の話になったとき、ブライダルチェックというか、細かい婦人科検診の必要性を感じて受けてみたんです。結果、卵子の質が40代ぐらいと言われ、今後のことを考えました。仕事もちょうど忙しいときで、もうひと踏ん張りしたいところでもあって、そんなときに卵子の凍結保存ができることを知りました。
不妊治療をした今となっては、若いときの卵子さえあれば妊娠できるというわけでもないことは痛感したのですが、当時の私は卵子凍結することで安心感が生まれ、一気に晴れやかな気持ちになったんです。キャリアと妊娠の間で迷っているのであれば、ひとつの選択肢として卵子凍結もありだと思います。
そういった経緯もあって、結婚後も最初から不妊治療をしようと決めていました。
I'm OK? 編集部:不妊治療はスムーズに進みましたか?仕事と両立していくストレスなどはありましたか?
バービーさん:2年ぐらい結果が出ず、頑張る気持ちも一度切れました。不妊治療のつらさは人によって違うと思いますが、私の場合はホルモンを補充するための注射で毎日体調が悪くて…。100%の力で仕事ができないということが本当にストレスでした。一旦仕事も治療もお休みすることにして、1年ぐらいとにかく旅行に邁進!あらゆるところに行きましたね 笑 その後、もうこれで最後にしようと思って挑んだ移植で妊娠に至り、無事出産しました。
チーム育児が仕事と育児の両立の秘訣。パートナーと一緒に‟親”をスタート

I'm OK? 編集部:そのお子さんも現在7カ月ということですが、すでにこうしてお仕事を再開している中で、仕事と家庭の両立のポイントなどはありますか?
バービーさん:赤ちゃんのことや育児について母親のほうが詳しく、父親に教える、というのが一般的だと思います。でも私は妊娠中から、パートナーと一緒に親をスタートしたいという思いがありました。産後ケアセンターもある産院を選んだので、出産後の2週間、パートナーも一緒に病院に泊まって、彼も直接助産師さんから育児について教わったんです。
産後に活用できる制度についても、妊娠中にたくさん調べました。色々な人と話をしてみると、産後ケアやベビーシッターに関しても、活用できる行政のサポートがたくさんあることを知らない人って意外と多いみたいです。私の場合もパートナーや母だけでなく、行政のサポートを受けて産後ドゥーラ(出産後の母親の心身のケアや家事・育児をサポートする専門家)やベビーシッターもフル活用して、とにかくチーム育児で仕事と両立できています。
子供は自分のすべてを肯定してくれる存在

I'm OK? 編集部:出産や育児という新たな経験を経て、バービーさん自身が気が付いたことや変わったことはどんなことですか?
バービーさん:実は結婚前に、芸人としての自分に疲れて、仕事から離れて趣味や資格の取得に集中した時期があったんです。今では、そうやって自分の「好き」を突き詰めることを辞めなくてよかったと思っています。育児と仕事の毎日で疲れたときでも、ちょっとでも自分がワクワクすることをやってみると、とてもリフレッシュできる。
それに、出産を経験してから、仕事にも以前より自信が持てるというか。子供という存在がありのままの私をすべて肯定してくれたような感覚があり、堂々と仕事ができるようになった気がします。
育児と仕事の両立は大変ですが、子供はどんどん大きくなりますよね。ゆっくり成長を見守ることができる時間は、本当に一瞬なんだろうなって実感しているので、しっかり子供とも関わっていきたいと思っています。