はじめての乳がん検診ガイド|受診先の探し方から予約・受診準備まで
「乳がん検診を受けたいけれど、どこで予約すればいいの?」「当日は何を持っていけばいい?」と迷っていませんか。初めての検診では、検査そのものだけでなく、受診先の探し方や予約方法にも不安を感じるかもしれません。
そこで、この記事では乳がん検診の基本から、受診先の探し方、予約、当日の準備までを4つのステップで紹介します。
受診までに確認したいことをまとめた、はじめての乳がん検診ガイドも用意しています。記事を読みながら保存して、自分が利用できる乳がん検診を確認するところから始めてみましょう。
- 1.乳がん検診を受ける前に知っておきたい基本
- 2.乳がん検診の受診先探しから予約・受診準備までの4ステップ
- 3.気になる症状がある場合は医療機関へ相談を
- 4.受診までの準備に使える、はじめての乳がん検診ガイド
- 5.予約メモを活用して受診に備えよう
- 6.まずは乳がん検診の受診方法を確認しよう
乳がん検診を受ける前に知っておきたい基本
乳がん検診は、症状がない段階で乳がんを早期に発見することを目的に行われます。「自分は検診の対象なのか」「検診にはどのような検査があるのか」「どの検査を受けるべきなのか」等、受診前に気になるポイントを順番に確認していきましょう。
乳がん検診の必要性や、検査による早期発見の大切さは、次の記事でも詳しく解説しています。
【関連記事】日本人女性の9人に1人が罹患する乳がん。正しい知識の第一歩は、まずは検査から
乳がん検診の対象と受診間隔
国が推奨している乳がん検診の対象は、40歳以上の女性です。原則として、2年に1回、マンモグラフィによる検診を受けます。
自治体や勤務先によって、対象年齢や受診できる時期が決められていることもあります。案内が届いている場合は、対象者や受診期限、指定されている医療機関を確認しましょう。なお、40歳未満でも家族歴等により検査を受けられる場合があります。
また、年齢にかかわらず乳房にしこりやひきつれ等の気になる症状がある場合は、次回の検診を待たず、すぐに医療機関へ相談してください。
乳がん検診の主な種類
乳がん検診で行われる主な検査には、マンモグラフィと乳房超音波検査があります。

マンモグラフィは、乳房を専用の装置で挟み、X線で撮影する検査です。小さなしこりや石灰化等を確認できます。
乳房超音波検査は、乳房に検査用のジェルを塗り、超音波を当てて内部を確認する検査です。自治体や勤務先の検診、人間ドック等で選択または追加できる場合があります。ただし、超音波検査はマンモグラフィの代わりになるとは限りません。
どの検査を受ければよいか迷った場合は、年齢や状況を伝えたうえで、自治体や検診施設、医療機関へ確認しましょう。
マンモグラフィの流れや痛みが気になる方は、体験漫画でも詳しく紹介しています。
【関連記事】【乳がん検診体験漫画】マンモグラフィの痛みの強さや対象外になるケースを知りたい!
乳がん検診にかかる費用
乳がん検診の費用は、受診方法によって異なります。
市区町村の住民検診では、自治体による費用の補助を受けられることがあります。勤務先の健康診断や健康保険組合の制度を利用できる場合もあるため、利用できる制度がないか確認してみましょう。
一方、自分で検診施設を探して受ける任意検診や人間ドックは、原則として全額自己負担となります。検査方法や施設によって料金が異なるため、予約前に受診先へ確認しておくと安心です。
乳がん検診の費用については、次の記事でも詳しく解説しています。
【関連記事】乳がん検診の費用はいくら?検診種類と費用の相場
乳がん検診の受診先探しから予約・受診準備までの4ステップ
ここからは、受診先を探してから検診を受けるまでの流れを、4つのステップで紹介します。

STEP1.受診先を見つける
まずは、自分が利用できる乳がん検診の制度や受診先を確認してみましょう。
乳がん検診を受ける方法としては、市区町村が実施する検診、勤務先の健康診断や健康保険組合を通じた検診、人間ドックや医療機関で受ける検診等があります。
自治体や勤務先から案内が届いている場合は、記載されている受診先や利用方法を確認するとスムーズです。
自分で人間ドックや医療機関等の受診先を探す場合は、乳がん検診を行っているか、希望する検査を受けられるかも確認します。女性医師・技師の対応や土日の受診等、希望する条件がある場合は、あわせて確認しておきましょう。
STEP2.予約前に確認すること
受診先が見つかったら、予約前に次の項目を確認しておきましょう。
- 対象年齢と費用
- 受診期限
- 申込方法(Web/電話)
- 検診の種類(マンモグラフィ・超音波等)
- 受診の希望日
自治体の受診券やクーポンを使う場合は、その施設が指定医療機関に含まれているかも確認します。
全てを事前に調べておく必要はありません。分からない項目がある場合は、予約時に受診先へ確認しましょう。
STEP3.予約をする
電話や Web等、受診先が指定する方法で予約します。
妊娠中または妊娠の可能性がある、授乳中、ペースメーカーや医療機器を使用している、豊胸手術を受けた等、当てはまることがある場合は予約時に伝えてください。検査を受けられるか、どの検査が適しているかは受診先によって判断が異なるため、事前の確認が必要です。
なお、月経前に乳房の張りや痛みが強くなる方は、可能であればその時期を避けて予約するとよいでしょう。
予約ができたら、予約日時をメモし、当日に向けた準備を進めていきましょう。
STEP4.受診の準備をする
予約ができたら、受診券や保険証等、案内に記載された持ち物を準備します。
マンモグラフィや乳房超音波検査では、上半身の衣服を脱いで検査することがあります。施設によっては検査着に着替える場合もあるため、上下が分かれた服等、着替えやすい服装がおすすめです。検査前の制汗剤やボディーパウダーの使用について案内がある場合は、その指示にしたがってください。
検診結果の受取り方法や時期については、受診案内等を確認しておきましょう。受診案内に明示されていない場合は、受診当日に受診先へ確認してください。
気になる症状がある場合は医療機関へ相談を
乳がん検診は、症状がない人を対象に行われるものです。
乳房のしこりやひきつれ、乳頭からの血性の分泌物、乳頭の湿疹やただれ等、気になる変化がある場合は、次回の検診を待たず、すぐに乳腺外科等の医療機関へ相談してください。
すでに乳がん検診を予約している場合でも、症状がある場合は検診とは別に医療機関を受診しましょう。
受診までの準備に使える、はじめての乳がん検診ガイド
受診先探しから予約、当日の準備までをまとめた、はじめての乳がん検診ガイドをご用意しました。
確認した項目にチェックを入れられるほか、受診先や予約日、持ち物、結果の受取り予定日も記録できます。
「何から確認すればよいか分からない」という方は、ガイドを見ながら一つずつ準備を進めてみてください。スマートフォンに保存したり、印刷して手元に置いたりして、受診先探しから当日まで使えます。
まずはガイドを保存して、自分が利用できる乳がん検診を確認するところから始めてみましょう。
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予約メモを活用して受診に備えよう
乳がん検診の予約ができたら、受診日までに必要な情報をまとめておくと安心です。ガイドの予約メモに記録し、いつでも確認できるようにしておきましょう。
受診先・受診日・持ち物を記録する
受診先の名称、予約日時、当日の持ち物をまとめて記録します。
予約時間だけでなく、受付開始時間や到着時間の指定がある場合は、それもメモしておきましょう。受診券や本人確認書類等、事前に用意できるものは前日までにまとめておくと安心です。
結果を受取る予定日を確認する
検診結果の受取り方法と予定日も記録しておきます。
郵送、Web、来院での説明等、施設によって方法は異なります。結果が届かない場合に備えて、問合せ先も確認しておくと安心です。
検診は、受診して終わりではありません。結果を確認するところまでを一つの流れとして考えておきましょう。「要精密検査」と判定された場合は、そのままにせず、案内にしたがって医療機関を受診してください。
【関連記事】乳がん検診で「要精密検査」と判定されたら|不安な時に確認したい要精密検査の受診ガイド
まずは乳がん検診の受診方法を確認しよう
乳がん検診に興味を持っても、受診先や費用、検査方法等、分からないことがあると行動に移しにくいかもしれません。
まずは、自治体や勤務先、健康保険組合等で、利用できる乳がん検診の制度や受診方法を確認するところから始めてみましょう。
受診先が見つかったら、必要なことを確認して予約し、当日に向けて準備を進めていきます。
はじめての乳がん検診ガイドも活用しながら、一つずつ確認し、実際の受診につなげていきましょう。



