【妊娠初期症状のチェックリスト】症状や生理前との違いを徹底解説

PROFILE

1 妊娠初期症状とは?
2 「これって妊娠?」妊娠初期症状のチェックリスト
3 妊娠初期症状と生理前症状の違い
4 妊娠初期症状を感じたらすべきこと
5 妊娠初期症状を感じたら気を付けたいこと
妊娠初期症状とは?
妊娠初期症状とは、受精卵が子宮内膜に着床することで起きる体の変化のことです。主に体質の変化や体調不良といったもので認識されるケースが多いですが、現われる時期や症状等には個人差があります。
【先輩ママ309人に聞いた】妊娠初期症状はいつから?

I’m OK?編集部が309人の先輩ママから集めた独自アンケートによると、妊娠の初期症状を認識する時期は妊娠4週目が最も多いことがわかりました。
次点で妊娠5週目に症状を認識した人が多く、次に妊娠0~3週目、6週目とばらけており、この結果から妊娠が進むほど症状を認識しやすいとはいえないでしょう。
妊娠初期の定義や期間について、もっと詳しく知りたい方は次の記事をご覧ください。
「妊娠初期はいつからいつまで?つわりの症状や注意点を解説!」
【調査概要】 調査方法:インターネットアンケート 調査対象:妊娠経験がある女性 アンケート母数:309人 実施日:2025年1月21日~2025年1月24日 調査実施主体:I'm OK? Magazine 調査会社:はなさく生命保険株式会社 |
「これって妊娠?」妊娠初期症状のチェックリスト

妊娠初期症状として現われることが多いのは、上記の14項目です。自身の体調と照らし合わせ、重なる症状が何個あるのかチェックしてみましょう。
次に、それぞれいくつかの症状の特徴も簡単にご紹介していきます。
生理がこない
妊娠すると、妊娠を維持するために生理が起きなくなります。そのため、まずは生理が予定日から遅れていないか確認してみましょう。もし1週間ほど遅れている場合は、妊娠の可能性が出てきます。
ただし、ストレス等でも生理が遅れたり止まったりすることがあるので、その点は注意が必要です。生理周期や生理が止まってしまう理由については、次の記事もご確認ください。
「生理がこないのは妊娠の兆候?正常な生理周期や妊娠以外の理由を解説」
強い眠気・だるさ
妊娠すると「プロゲステロン」という黄体ホルモンの分泌量が増えるため、眠気やだるさを誘発しやすくなります。妊娠の可能性がある場合は、きちんと睡眠を取っているにもかかわらず異様に眠さが取れない、または体がうまく働かないといった症状がないか、思い返してみてください。
胸の張り・痛み
黄体ホルモンの「プロゲステロン」の増加により、乳腺や乳管の発達が進み、胸の張りや痛みを引き起こすこともあります。また、以前より乳首の色素沈着や感覚過敏が気になってくるケースも少なくありません。
食欲がなくなる・食欲が増す
妊娠初期はホルモンバランスの変化で胃腸の動きが鈍りやすく、消化不良を起こすことがあります。そのため、人によっては食欲減退等の症状に悩むケースも珍しくありません。
一方で、食欲が急に旺盛になる人や食べ物の好みが急に変化するという人もいます。症状にあわせ、体に負担をかけない食事を心がけるようにしましょう。
おりものの変化
妊娠すると、おりものの「量」や「状態」に変化が起きることも多いです。通常のおりものは排卵期に最も増えますが、妊娠している場合は生理予定日におりものの量が増えることがあります。また、おりものの状態も水っぽいケースが多いです。
ただし、排卵前後や生理前のおりものと似ているため、これだけで判断するのは難しいでしょう。妊娠中のおりものの変化について、詳しくは次の記事でご確認ください。
「妊娠中のおりものの変化や不快なおりものの対策法」
吐き気
妊娠によるホルモンバランスの変化で、吐き気の症状が出る人も少なくありません。理由もなく嘔吐をしてしまう、吐くことはなくとも吐き気があるなどの症状が続くようであれば、「つわり」の可能性が出てきます。
症状の度合いによっては食事もままならなくなるため、医師への相談も視野に入れることが大切です。つわりが起きる時期については、次の記事で解説しています。
「妊娠初期のいつからつわりが起こる?症状ごとの対処法を徹底解説」
腹痛・下腹部痛
妊娠すると、赤ちゃんの成長に伴い子宮サイズも大きくなるため、腹痛が起こりやすくなります。また、子宮だけではなく周辺の靭帯(じんたい)等も伸びてくるため、下腹部痛を引き起こす可能性も高いです。
しかし、痛み自体は生理痛と似ているため、これだけで妊娠と決定づけるのは難しいでしょう。そのため、他の症状と合わせて確認が必要です。
次の記事では、妊娠初期の腹痛の注意点をご紹介しているので、こちらもご確認ください。
「妊娠初期に腹痛が起こる原因は?注意したほうが良いケースや対処法について解説」
頭痛
妊娠により黄体ホルモン「プロゲステロン」が増加することで、頭痛が発生することも珍しくありません。プロゲステロンは血管を広げる作用があるため、頭の血管が広がって頭痛を誘発させやすいためです。
市販薬の中には妊娠中でも使用可能な鎮痛薬もありますが、どの鎮痛薬が良いかなどの相談も含め、妊娠の疑いがある場合は、市販薬を使う前に医師へ相談しましょう。
妊娠初期の頭痛の対処法については、次の記事でも解説しています。
「妊娠初期の頭痛の原因と対処法。覚えておくべき危険なサインは?」
味覚・嗅覚の変化
妊娠により、味覚・嗅覚が変化することもあります。例えば、今まで気にならなかった匂いに不快感を覚えたり、逆に特定の匂いを好むようになったりする等、変化はさまざまです。変化を感じるものはありふれたものが多く、香水やタバコ、料理の匂い等、多岐にわたります。
熱っぽさ
妊娠すると、体が火照るような、風邪のような熱っぽさを覚えることも珍しくありません。本来、女性の体は月経周期によって低温期と高温期があります。熱っぽさを感じるのは、妊娠することで排卵等の周期が来なくなり、高温期が長く続くためです。
妊娠でどのように体温が変化するかについては、次の記事を参考にしてください。
「妊娠すると基礎体温はどうなる?排卵との関係性も解説」
少量の出血(着床出血)
妊娠すると生理は止まりますが、少量の出血が起きることがあります。これは受精卵が子宮内膜に着床する際に起きる「着床出血」によるもので、問題がある症状ではありません。
詳しい仕組みや出血症状の詳細は、次の記事をご確認ください。
「妊娠初期に出血や腹痛のような生理症状があるのはなぜ?妊娠初期症状と生理症状の違いを解説」
頻尿・便秘・下痢
妊娠することで、トイレが近くなる、いわゆる頻尿に悩まされるケースもあります。これは、ホルモン分泌でぼうこう周辺の筋肉が緩み、尿意を催しやすくなるためです。また、ホルモンによって胃腸の働き(蠕動運動)が鈍くなりやすいため、便秘や下痢といった症状に悩むことも珍しくありません。
肌荒れ
体内のホルモンバランスの変化で、肌荒れを経験する人も少なくありません。妊娠の可能性がある時は、突然ニキビが増える、肌のかゆみや乾燥等の症状がないかどうかも確認してみてください。他の症状と合わせて、肌のトラブルも頻発しているようであれば妊娠の可能性も高くなってきます。
イライラ・気分の落ち込み
妊娠によりホルモンバランスが乱れ、イライラ感や気分の浮き沈みといった症状に悩まされる人も多いです。生理周期に関係なく情緒不安定さが続く場合は、妊娠による影響も視野に入れる必要があります。
妊娠初期症状と生理前症状の違い
妊娠初期症状を見てみると、一般的な生理前の体調不良と症状が似ていることがわかります。そのため、症状の有無だけでは、妊娠なのか生理なのかを判断しにくいでしょう。
しかし、ここで明確な違いとして判断できるのは、「基礎体温の変化」と「出血の有無」です。詳しく見ていきましょう。
基礎体温の変化
女性は妊娠していないとき、生理に向けて基礎体温が上昇していきます。そして生理予定日に体温が下がるのが通常です。つまり、生理予定日を境に高温期から低温期に移っていれば、生理の可能性が高いといえます。
しかし、妊娠をしている場合は、生理予定日を過ぎても高温期が続きます。高温期が2週間以上続く場合は、妊娠を疑う必要があるでしょう。
出血の有無
生理の場合は生理予定日から3~7日間、量も多くドロドロとした出血が続くのが通常です。一方妊娠した場合は、着床出血がみられることがあり、出血自体は2日前後で止まります。この際の出血量は少なく、色も薄めのピンク色や茶色等が多いです。
妊娠初期症状を感じたらすべきこと
いま自覚している不調等が妊娠初期症状だと感じた場合、まずは妊娠の有無を正確に確認することが必要です。複数の症状があっても、最終的には検査してみないとわからないこともあります。
なお、適切な受診のタイミングは次の記事で解説しています。併せてご確認ください。
「妊娠したかもと感じたらどうする?妊娠を確認する方法や受診タイミングを詳しく紹介」
妊娠検査薬を使用する
妊娠の可能性があると感じた際は、まず妊娠検査薬を使って確認してみましょう。尿に含まれるホルモンに検査薬が反応するため、正しく使用すれば高い精度で妊娠を判別することができます。
ただし検査が早すぎると、妊娠していても正しい反応が出ないことがあるので注意してください。少なくとも生理予定日から1週間後(あるいは性交渉から3週間後)を目安に、検査薬を使用するようにしましょう。
なお、妊娠検査薬は処方箋がなくても、ドラッグストアで購入が可能です。
病院を受診する
妊娠検査薬で陽性反応が出た人は、妊娠している可能性が高いです。
陽性反応が出た場合は、産婦人科を受診しましょう。妊娠がほぼ確定している場合でも、子宮外妊娠等の可能性もあるため、きちんと医師による診察を受けることが必要です。
また、妊娠が正式にわかるのは赤ちゃんの心拍が確認できた時点とされています。最後の生理から約5~6週間が経過すると、赤ちゃんの心臓の動きを確認できるようになるので、その時点で病院に行ってみましょう。
なお、産婦人科は予約がいっぱいで希望するタイミングに受診できないことも多いため、早めに予約を取っておくことをおすすめします。
妊娠初期症状を感じたら気を付けたいこと
ここまでご紹介してきた妊娠初期症状が多く当てはまり、妊娠の可能性があると考えられる場合は、次の点に注意して過ごしてください。
● たばこ
● アルコール
● カフェイン
● 激しい運動
● 感染症
● 薬の服用(医師に相談)
妊娠中の喫煙は、流産や早産等を引き起こすリスクがあるとされています。本人が吸わないことはもちろんですが、日常的に過ごす場所でも受動喫煙をしてしまわないように注意しましょう。
アルコールやカフェインに関しても、赤ちゃんの発達を阻害する恐れがあるため、摂取は避けましょう。アルコールは禁酒し、カフェインはノンカフェイン等に置き換えてください。
また、妊娠初期は流産する確率が高い時期のため、転倒リスクがある運動や、必要以上の負荷がかかる激しい運動は避けてください。運動をする際は、ストレッチやウォーキング等の軽い運動に変更しましょう。
なお、妊娠中は免疫力が下がるため、外出する際は感染症にも注意が必要です。マスクや手洗いうがい等で、感染対策を強化してください。
もし何らかの症状で薬を服用する場合は、必ず事前に医師に確認してください。薬の中には、大人は問題なくとも、赤ちゃんに悪影響を及ぼすものも存在します。自己判断で薬を摂取しないよう注意してください。