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カラダとココロ

生理周期は年齢によって変化する?20代・30代・40代の平均を解説

公開日:2024.03.27
更新日:2024.09.30
生理周期は年齢によって変化する?20代・30代・40代の平均を解説
以前と比べて生理周期が乱れることがあり「原因はなんだろう?」「私の歳なら正常な生理周期は何日くらい?」と気になってはいませんか。 正常な生理周期の平均は25~38日です。しかし、年齢や慢性的なストレス、食生活で周期が変わるケースもあり、改めて数えてみると以前と違ったということもしばしばです。 ここでは、正常な生理周期の平均や生理周期の数え方、受診が必要な生理の特徴について解説します。

PROFILE

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専門家/エキスパート 馬場 敦志
筑波大学医学専門学類卒業/現在は宮の沢スマイルレディースクリニック(札幌市)院長として勤務/専門は産婦人科
INDEX

1 女性の平均生理周期

2 生理周期がバラバラだと良くない?

3 生理周期の数え方に関する基礎知識

4 受診が必要な生理の特徴

5 生理周期に乱れが生じる理由

6 生理周期の乱れを整える方法

7 生理周期を早めたり遅らせたりはできる?

8 まとめ:生理周期を正しく記録して気になることは病院へ相談しよう

女性の平均生理周期

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平均生理周期は、年代によっても変化します。詳しく見ていきましょう。

医学的に正常な生理周期は25〜38日

生理が始まった日を1日と数え、次に生理が来るまでの期間を生理周期といいます。医学的に正常とされる生理周期は、期間が25日~38日の間で、変動は6日以内とされます。

生理が起きる仕組みは、卵巣から分泌されるエストロゲンとプロゲステロンという2つの女性ホルモンでコントロールされています。分泌を行うよう指示を出すのは、脳にある視床下部と下垂体という部位です。

健康な状態であれば、25~38日の間で2つのホルモンが増減を繰り返し、生理は安定した周期でやってきます。しかし、視床下部はストレスに弱く、心身の不調に敏感に反応する部位です。

そのため、生理は睡眠不足やストレス、疲労等、日々の生活のちょっとした変化でも乱れてしまいます。したがって月によって生理周期が数日ずれても、期間が25日~38日の間で、変動は6日以内であれば問題がない範囲とされています。

▼生理周期に関する詳細は、こちらの記事でも紹介しています。
平均的な生理周期は?バラバラで安定しないときの対処法を解説

年代によって生理周期は変化する

国立研究開発法人日本医療研究開発機構と、女性の健康情報サービス「ルナルナ」の共同研究により、年代によって生理周期が変化することが報告されています。

研究では、10代で生理が始まって以降、徐々に生理周期が長くなり、23歳で平均30.7日と最も長く、45歳では平均27.3日と最短になっていました。20代に比べると30代、40代と歳を重ねるごとに、生理周期が少しずつ短くなっていたのです。

生理周期が乱れる原因には婦人科系のトラブルのほか、生活環境の変化や体調不良等によるストレスが原因で起きることも少なくありません。しかし、歳を重ねるごとに生理周期が少しずつ短くなったり長くなったりするのは、自然な体の変化という場合もあるということです。

閉経前の周期は不規則になる

年齢を重ね閉経が近づく40代にも、生理周期が不安定になります。閉経とは生理が停止してから1年以上経過し、まったく生理が起きなくなった状態です。

年齢を重ねると、卵胞が分泌する女性ホルモンの量が減少していきます。しかし脳はより多くのホルモンを出すよう働きかけるため、排卵の時期がずれ、生理周期が短くなってしまうのです。一般的には、40歳を過ぎたころから生理周期が不規則になっていくことが多いようです。

▼更年期の生理に関する詳細は、こちらの記事でも紹介しています。
更年期で生理はどのように変わる?大量の出血をしてもあわてない

生理周期がバラバラだと良くない?

中には生理周期が長くなったり短くなったり、生理周期がバラバラだという人がいます。生理周期にバラつきがあること自体、体にとって良くないことなのか、あるいは将来の妊娠などに影響があるのかなどをご説明します。

毎月排卵があれば心配は少ない

生理周期がバラバラであっても、判断の目安となるのは生理周期の期間と排卵の状態です。生理周期に影響するホルモンバランスは日常生活の些細なストレスなどにも影響を
受けるため、それが生理周期のバラつきにつながることは珍しくありません。25日~38日周期が正常の範囲内、というのはすでにご説明しました。たとえば28日のときもあれば30日のときもある、というように、正常の範囲内でバラつきがあり、他の症状がない場合はさほど心配はありません。

ただし、毎月排卵があるかどうかというのは重要なポイントです。たとえば他の月に比べて極端に出血量が少ない、あるいは1日~2日で生理が終わってしまう、という場合は排卵が起きていない可能性があります。排卵が起きているかどうかは、基礎体温でおおよそ把握できます。毎日基礎体温をつけている人であれば、基礎体温が高温期と低温期の2層にしっかり分かれているようであれば排卵していると予測できます。

このように、自分の体の状態を理解するためにも、日頃から基礎体温をつけておくと良いでしょう。基礎体温をつけていない人や、それでも排卵の状態が不安という場合は、病院で調べてもらうことも可能です。

無排卵が長期化すると不調につながることもある

排卵が起きていないと考えられるのであれば、それが突発的なものなのか、長期に渡るものなのかによって体への影響が変わります。

自立神経やホルモンバランスの変化により、突発的に排卵が起こらないという可能性は誰しもに起こりうることです。この場合、翌月から正常に排卵するようであれば、健康面での影響は大きくないことがほとんどです。
ただし、無排卵やホルモンバランスの乱れが慢性化すると、将来的に不妊や早期閉経、早期の更年期障害といった様々な不調につながる可能性があります。生理周期の急激な乱れや、無排卵の可能性が考えられる状態が3カ月以上続いたり、あるいはこの後紹介する「受診が必要な生理の特徴」に当てはまることがあれば、婦人科への受診をおすすめします。

生理周期の数え方に関する基礎知識

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実際に自分の生理周期を把握するには、どう数えるとよいのでしょうか。生理周期の数え方を基礎から解説します。

生理周期のカウント方法

生理が始まった日を1日目として、次の生理が始まるまでの日数をカウントしていきましょう。例えば、4月1日に生理が始まったら1日が1日目です。その後、4月28日に次の生理が始まったら、その翌日29日を1日目として、改めてカウントしていきます。

ただし、1回カウントしただけでは周期を正確に把握できません。目安として、3回から6回ほど生理周期を数えて、平均値を出しましょう。生理周期を3回数えて28日、29日、30日だった人の場合は「(28+29+30)÷3=平均29日」です。

平均生理周期を把握すると、異常な周期なのか、様子見をしてもよさそうなのか、自分で判断する目安にもなります。生理周期を記録するアプリを使うのもおすすめです。

▼生理周期に関する詳細は、こちらの記事でも紹介しています。
平均的な生理周期は?バラバラで安定しないときの対処法を解説

生理期間のカウント方法

生理が始まった日を1日目と数え、出血が終わった日までを生理期間として数えます。目安は3~7日で、平均的には5日ほどです。

生理期間も、ホルモンバランスの乱れ等により生理ごとに変わる場合があります。生理周期と同じように記録を付けておくと、自分の生理期間が把握できるだけでなく「いつもより長いかも」「普段より短く終わった」といった変化を把握するきっかけにもなるのでおすすめです。

また、生理期間の体調や出血量、出血の様子も見ておくと、受診が必要な生理かどうかセルフチェックできます。

遅れていると判断できるのは1週間

人によって生理周期はさまざまです。数日のずれは体調の変化等で生じることがままあります。ただし、計算した生理周期から分かった予定日より1週間過ぎたら、生理が遅れていると判断して、原因を考えていきましょう。

女性ホルモンの分泌が乱れている場合や、過度なダイエット、肥満が影響していることもあります。カレンダーやアプリを活用しながら生理期間と生理周期を記録して、自分の体調を把握していきましょう。

受診が必要な生理の特徴

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生理周期や生理期間の長さ、生理の状況によっては、受診が必要なこともあります。受診が必要な生理の特徴を紹介します。

生理周期が短すぎるまたは長すぎる

生理周期が24日以内と短く、月に2回以上生理がある場合、頻発月経の可能性があります。また、反対に生理周期が39日以上と長い場合は、稀発月経という生理までの期間が非常に長い状態になっていることも考えられます。

どちらも原因には、ホルモンバランスや自律神経の乱れ、体質、疾患が関係します。気が付いていないだけで婦人科系の疾患が進行している可能性もあるため、受診して原因を突き止めるようにしましょう。

また、生理周期が短すぎる、または長すぎることで身体へ影響を及ぼすことも考えられます。頻発月経は生理が何度も来るため貧血を起こしてしまったり、稀発月経が続くと不妊や体の異常に気付きにくくなる可能性があるためです。

▼生理不順に関する詳細は、こちらの記事でも紹介しています。
生理不順について基本から解説!検査を受けて病気を治療しよう

18歳になっても初潮がこない

初潮(初めての生理)が来る時期は12歳前後ですが、人によっては18歳になっても初潮が来ないことがありますが、発生頻度は0.3~0.5%ほどと稀な状態です。

原発性無月経といい、原因は病気や生まれつき等さまざまです。原因によって治療が異なるため、診断を受け原因を特定する必要があります。

生理が3カ月以上きていない

生理が定期的に続いていたにも関わらず3カ月以上生理が来ていない場合、受診を考えましょう。続発性無月経といわれる状態で、20代から40代まで、幅広い年代で起こります。

原因には、ストレスや過度なダイエットのほか、甲状腺機能異常やホルモン分泌の異常も原因となります。服用中の薬の副作用という場合もあるため、病院で正確な原因を突き止める必要があります。

また、妊娠を希望する場合、無月経の期間は排卵がないことがほとんどです。排卵がない状態が続くと、妊娠が難しくなってしまうこともあり、原因を突き止め妊娠できる状態を目指す必要があります。

生理期間が短いまたは長すぎる

生理期間が2日以内、または8日以上続く状態も受診の目安です。

生理期間が2日以内の場合は過短月経といい、ホルモンバランスの乱れや甲状腺の病気等、さまざまな理由が背景にあります。妊娠の初期症状として生理のような出血が起きることもあるため、妊娠の可能性があり、いつもより生理期間が極端に短かった場合は、妊娠の可能性も視野に入れましょう。

また、8日以上生理が続く状態を過長月経と呼びます。しっかりとした出血が8日以上続き、なかなか生理が終わらない状態です。ホルモンバランスの乱れで生理不順が起きている場合や、何らかの疾患が子宮に起きていることもあります。

毎月月経血の量が多い場合や、生理が8日以上続く場合は、病院への受診を考えましょう。疾患がない場合であっても、貧血を起こしている可能性があります。

▼長い生理に関する詳細は、こちらの記事でも紹介しています。
生理が長い(過長月経)原因とは?受診の判断基準や治療方法について解説
▼短い生理に関する詳細は、こちらの記事でも紹介しています。
生理が短い原因とは?出血が少ないと起きる問題や対処法を解説

経血量が少なすぎるまたは多すぎる

経血の量は人によって異なるため一概には言えませんが、正常な量は20~140mlが目安です。経血の量を実際に計測するのは難しいものの、ナプキン等についた経血や取り替える頻度から、セルフチェックが可能です。

例えば出血はあるものの、ナプキン等に少しつく程度の場合は、過少月経の可能性があります。子宮の発育不全や子宮内膜の異変が原因とされ、不妊の原因になるケースもあるため、病院への相談を考えてみましょう。

昼でも夜用のナプキンを使う日が数日続いたり、レバーのような大きな血の塊が混ざっている場合は過多月経の可能性があります。1回くらいであれば一次的なものという可能性もありますが、長期間続くと、鉄欠乏性貧血になる可能性があります。原因には子宮の病気がある場合やホルモンバランスの乱れ、血液の病気が見つかるケースもあるため、婦人科系の病院で相談してみましょう。

▼生理の出血量に関する詳細は、こちらの記事でも紹介しています。
生理の出血量の平均は?異常がある場合の原因と対処法を解説

生理周期に乱れが生じる理由

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生理周期の乱れには、女性ホルモンの分泌量の変化が大きく関わります。変化が起きる理由は精神的なストレスと慢性的な疲労の蓄積の2つです。どのように関係しているのか詳しく解説します。

精神的なストレス

仕事や人間関係、環境の変化といった、日常で直面するさまざまな精神的ストレスでも、周期が変動することがあります。

生理周期をコントロールするのは、プロゲステロン(黄体ホルモン)とエストロゲン(卵胞ホルモン)の2つです。これらのホルモンが適切に分泌できなくなると、生理の遅れや反対に生理が短期間で来るといった乱れが生じます。

強いストレスを受けると、脳がプロゲステロンやエストロゲンの分泌をうまく調節できなくなるため、結果として生理周期が乱れてしまうのです。

また、自律神経が乱れると倦怠感や頭痛、めまい、のぼせ、肌荒れ、イライラ等のトラブルが生じます。結果としてさらにストレスを感じてしまい、生理周期の乱れが増す可能性もあるため、早めの対処が大切です。

慢性的な疲労の蓄積

疲労の蓄積等、一時的に体に大きな負担がかかっていると、生理周期が変動する場合があります。体が生きていくことにエネルギーを使うために、女性ホルモンの分泌等生殖にかかわる部分への働きかけを後回しにしてしまうためです。

また、仕事や育児による慢性的な疲労や睡眠不足が続いている場合、生理が遅れてしまうケースがあります。このほか、痩せすぎたり、激しく運動しすぎたりするのも生理周期が乱れる原因です。肉体がダメージを受けたと感じ、命を守るために生理が来ないようにしてしまうからです。

生理周期の乱れを整える方法

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生理周期を正常に戻すには「適正体重の維持」「適度な運動」「栄養バランスの取れた食事」という3つの方法があります。それぞれ見ていきましょう。

適正体重を維持する

痩せすぎや太り過ぎは、生理周期を乱してしまう原因になります。まずは適正体重を維持するよう心掛けるだけで、生理周期の乱れが自然と整っていく可能性があります。

適正体重の目安となるのが、BMI(体重÷(身長(m)×身長(m)))の数値です。BMIは国際的な肥満度のチェック指標で、BMI22前後の体重であれば、健康的で病気になりにくい体重とされています。

自身の適正体重を計算したいときの計算式は「身長(m)×身長(m)×22」です。
例えば身長が160cmの場合は1.6mとして計算します。1.6m×1.6m×22=56.32㎏

つまり身長160㎝の場合は、適正体重は56.32kgとわかりました。生理周期を整え、健康的な体を目指す際の1つの目安としてください。

適度に運動する

健康な体づくりを目指しつつ、生理周期を整えたい場合は、ヨガやウォーキング等の有酸素運動に取り組んでみましょう。ゆっくりと全身の筋肉をほぐすストレッチもおすすめです。

運動不足の解消はストレスの緩和だけでなく、適正体重の維持にも役立ちます。できる範囲で、無理なく運動に取り組んでみましょう。

また、筋肉トレーニング等強度の高い無酸素運動は、生理後の心身ともに落ち着いた時期がおすすめです。生理周期を整えたいときは、疲労を残さないためにも激しい運動は控え、ウォーキングのような有酸素運動から取り組んでみましょう。

栄養バランスの良い食生活を心がける

なるべく数多くの食材を食べ、栄養バランスの取れた食事を心がけましょう。乱れた食生活もホルモンバランスの乱れを招き、生理周期を乱すことにつながるためです。

ポイントは、栄養の偏りをなくすこと。

たくさん食べればホルモンバランスが整う、という魔法のような食材があるわけではありません。次のような食材を、3食の中でバランスよく食べるよう心がけましょう。

● ホルモンと関わりの深い肉や大豆製品
● 良質なたんぱく質や脂質を含む青魚
● ビタミンも含まれるナッツ
● 手軽にカルシウムやたんぱく質が補える乳製品
● 食物繊維やビタミンが豊富な野菜

しかし、毎日栄養バランスの取れた食事を考えるのはハードルが高いと感じる人もいるかもしれません。3日から1週間の中で、さまざまな食品を食べるよう心掛けることから始めてみましょう。

生理周期を早めたり遅らせたりはできる?

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医師に相談したうえで低用量ピルや中用量ピルを内服することで、生理周期を早めたり遅らせたりすることが可能です。ずらしたい生理予定日までの残り期間に合わせて、適切なピルが処方されます。

注意したいのは、生理予定日がわからないと効果が得られにくいこと、ピルによる副作用のリスクがあることです。

ずらしたい生理予定日にあわせてピルを飲むため、次の生理がくる日程がわからないと狙った効果が得られない場合があります。事前に生理予定日を把握できるよう、毎月いつごろ生理が来たかカレンダー等で記録しておきましょう。

また、ピルの内服にはデメリットもあります。次のような副作用が考えられるからです。

● 血栓症
● 吐き気
● 頭痛
● むくみ
● 体重増加
● 胸の張り
● 不正出血

血栓症は血の塊が血管内にでき、詰まった場所から先にある臓器や組織がダメージを受け、深刻な影響を受ける恐れがある病気です。喫煙者や年齢が40歳以上の人、長時間座ったままで過ごすことが多い人で、血栓が起きるリスクが高まります。

ピルを服用してアレルギーを起こした経験がある人や、過去の病気の種類によっては、ピルが服用できない場合もあるため、事前の相談が大切です。ずらしたい生理に間に合わせつつ、適切にピルを使えるように、余裕をもって専門医へ相談してください。

まとめ:生理周期を正しく記録して気になることは病院へ相談しよう

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正常な生理周期は期間が25日~38日の間で、変動が6日以内。生理が始まった日を1日目と数え、次の生理までの日数を記録してみましょう。何度か記録して平均値を出すと、より自分の生理周期を把握しやすいです。

また、生理周期の乱れや出血量、生理期間によっては、病院への受診が必要なケースもあります。乱れが起きる原因は、精神的なストレスや慢性的な疲労の蓄積です。適正体重の維持や適度な運動、栄養バランスの取れた食事により、改善を目指せる場合も。

大切なイベントに生理が重なる場合、医師に相談したうえで生理周期の移動が可能です。ただし、生理周期の把握ができていないと思うような効果を得られないほか、副作用のリスクもあります。

正しく生理周期や生理期間を記録して、不安なことがあれば病院へ相談し、自分の心と体をいたわっていきましょう。

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