つわり中におすすめの食べ物│先輩ママが食べられたものをランキングで紹介

PROFILE


1 【先輩ママに聞いた】つわり中に食べられたものランキング
2 つわり中におすすめの食べ物
3 つわり中の食べ物の選び方
4 つわり中に避けたほうが良い食べ物
5 つわり中の食事に関するポイント
【先輩ママに聞いた】つわり中に食べられたものランキング

1位はフルーツ(りんご、キウイ、スイカ等)。さっぱりとしていて食べやすく、水分補給もできる点が人気の理由です。2位はアイスクリーム。ひんやりとした口当たりが心地良く、食べやすいと好評でした。
3位にはゼリーがランクイン。ツルッとした食感で胃に負担がかかりにくく、つわり中の定番として親しまれています。4位はポテト(フライドポテト等)。「ジャンクフードなら食べられた」という声も多く、特に塩気のあるフライドポテトは食べやすかったという人が多いようです。
5位は炭酸飲料で、シュワシュワ感が気持ち悪さを和らげてくれるそう。ただし、炭酸飲料は糖分が多いものもあるため、飲みすぎには注意が必要です。6位以降は梅干し、パン類、アメやグミ、おにぎりが続きました。
また、つわりの基礎知識や対処法はこちらでも解説していますので、併せて参考にしてください。
つわり中は7つの対処法を実践しよう。気持ち悪くなる原因から紹介
【調査概要】 調査方法:インターネットアンケート 調査対象:妊娠経験がある女性 アンケート母数:309人 実施日:2025年1月21日~2025年1月24日 調査実施主体:I'm OK? Magazine 調査会社:はなさく生命保険株式会社 |
つわり中におすすめの食べ物

つわり中に食べやすいおすすめの食べ物を紹介します。
水分が多いフルーツ
● 桃
● 梨
● みかん
● グレープフルーツ
● パイナップル
● スイカ
● イチゴ
● キウイ 等
水分を多く含む野菜やフルーツは、つわり中におすすめの食べ物です。消化しやすく、胃への負担が少ないため、体調が優れないときでも比較的口にしやすい傾向があります。
また、水分が多いためさっぱりとしており、吐き気に悩む妊婦さんでも取り入れやすいのが魅力です。さらに、ビタミンや水分を同時に摂取できるため、栄養補給にも適しています。
消化のよい主食
● ごはん
● おかゆ
● うどん
● 食パン 等
少ししっかりしたものが食べられそうな場合は、消化の良い主食がおすすめです。ごはんやパン等の消化の良い主食は、つわり中でも比較的食べやすいかもしれません。
つわりのときは胃の機能が弱まりやすいため、刺激や負担の大きい食べ物を取ると、さらに吐き気を感じやすくなってしまいます。そのため、できるだけ油っこくない、胃に優しい食事を意識することが大切です。
嘔吐が多いと主食を避けがちですが、消化しやすい主食なら胃腸への負担を抑えながら栄養を補給できます。
冷たいデザート
● アイス
● ゼリー
● ヨーグルト 等
つわり中は、さっぱりとした後味で食感が軽く、においの強くないデザートが好まれます。特に冷たい食べ物は口当たりが良く、胃への負担が少なく感じられるため、食欲がないときでも比較的受け入れやすいでしょう。
また、アイスやヨーグルトには糖質、水分、タンパク質、カルシウム、脂質等が含まれており、食事が十分にとれないときの栄養補給にも役立ちます。果物やきな粉、くるみ等をトッピングするのもおすすめです。
つわり中の食べ物の選び方

つわり中は食べても吐いてしまうことがあり、十分な栄養を取るのが難しくなります。少しでも体に負担をかけずに栄養を吸収するためには、食べ方の工夫が大切です。そこで、つわり中でも食べやすい食品の選び方をご紹介します。
また、妊娠初期の食事について詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。妊娠初期の食事はコレだけ見ればOK!摂取したい栄養素や推奨されないもの
食べやすいものを選ぶ
つわり中は、無理をせず食べられるものを優先しましょう。
「食事が偏ると栄養バランスが崩れ、赤ちゃんの健康に影響が出るのでは?」と心配になるかもしれません。
しかし、この時期はつわりで思うように食べられなかったり、多少栄養が偏っていたりしても、赤ちゃんの成長には大きな影響はないとされています。
手軽に用意できるものを選ぶ
つわり中は、自炊が難しく感じることもあります。そのようなときは、短時間で準備できるものやコンビニの食品を上手に活用しましょう。
コンビニには塩分やカロリーが高い食品もありますが、生野菜のサラダやカットフルーツ等、ヘルシーな選択肢も豊富にそろっています。さらに、つわり中でも食べやすい食品や飲み物も多く、つらい時期を乗り越える心強い味方になってくれるでしょう。
栄養がとれるものを選ぶ
妊娠中は、葉酸、カルシウム、鉄分等の栄養素が重要です。さらに、胎児の成長や妊婦さんの健康を守るためにも、炭水化物やタンパク質等、さまざまな栄養素をバランスよく取るよう心がけましょう。
ただし、栄養管理はつわりが落ち着いてからでも問題ないとされています。つわりがひどいときは、無理に栄養バランスを意識しすぎず、食べられるものを優先しましょう。

つわり中に避けたほうが良い食べ物

つわり中は、食べられるものを優先することが大切ですが、胃に負担をかける食べ物や匂いが強い食べ物はなるべく避けたほうが良いでしょう。
ここからは避けたほうが良い食べ物を紹介します。
刺激が強いもの
唐辛子を使った辛い料理を多く食べると、胃や喉の粘膜が刺激され、荒れやすくなります。
少量であれば強い刺激にはならないかもしれません。しかし、食べすぎると胃痛や下痢につながる可能性があります。特に、つわり中は胃腸の働きが弱まっているため、辛いものは基本的に控えたほうが安心です。
また、極端に酸っぱいものや塩分が多いものも刺激が強いため、注意しましょう。
生もの
生ものには、寄生虫やリステリア菌等の細菌が潜んでいる可能性があり、食中毒のリスクが高まります。
特に妊娠中は免疫力が低下しやすいため、十分に注意しなければなりません。生焼けの肉や、加熱が不十分な食品は避けるのが安心です。
アルコール類やカフェイン
妊娠中にアルコールを摂取すると、へその緒を通じて赤ちゃんに届き、胎児性アルコール症候群や発達遅延のリスクが高まるとされています。
どうしても飲みたくなった場合は、ノンアルコール飲料を選ぶのも一つの方法です。ただし、ノンアルコール飲料だと思っても、微量のアルコールが含まれる場合があるため、成分表示を確認して選ぶようにしましょう。
つわり中の食事に関するポイント
つわり中は食欲が落ちたり、特定の食べ物やにおいを受けつけなくなったりすることがあります。そのため、無理をせず体調に合わせた食事の工夫が大切です。
水分はしっかりととる
つわりで嘔吐がある人は、脱水症状を防ぐためにこまめな水分補給が重要です。水分は飲み物だけでなく、スープや果物等の食べ物からも摂取できます。
つわり中におすすめの飲み物は次の記事でも紹介しています。
つわり中の飲み物は何がよい?注意が必要なものやおすすめを紹介
少量をこまめに食べる
つわり中の食事は、少量を頻繁に食べることがポイントです。
一般的には1日3食が基本とされていますが、つわり中は1日5〜6回に分けて食べると胃への負担が軽減され、吐き気や空腹時の気持ち悪さを和らげることができます。
無理のない範囲で、自分の食べやすいタイミングを見つけましょう。
医師に相談する
つわりの症状がひどく、食事や水分がほとんど取れない場合は、無理をせず早めに医師に相談しましょう。
栄養不足が続くと、妊娠中でも体重が減少し、体調を崩す可能性があります。つわりが長引いたり、日常生活に支障をきたすほどつらかったりする場合は、医療機関を受診し、適切な対処をしてもらいましょう。


